2011年10月03日

10月・・秋の薬膳料理

10月に入った

すっかり涼しくなってしまい、朝晩はTシャツ1枚と言うわけには行かず、ジャージを羽織った。

昨日まで香っていなかった庭の金木犀が今日になって突然香りだした。
金木製は生垣に使っているので、その数多く、香りも庭じゅう一面に・・・
金木犀が香りだすと、秋を強く感ずる。

秋の薬膳料理教室があったが、その中でちょっと「ウン?」と言うのがあったので紹介
料理名 菊花と梨の白身魚スープ
効能  梨・・肺や気管支を潤し、酒毒を解き、心の煩わしさを除く。咳止めや、
       去痰、イライラに効果がある。
    菊花・・気を整え、清熱解熱、平肝明目の効果があり、鎮静、視力の改善、
       頭痛、めまい、肝機能強化の作用がある
    風邪に効きそうです・・・
材料  食用菊花:1パック  梨:1個   万能ねぎ:5本 白
    身のすり身:200g 豚挽き肉:100g 
    塩:少々 片栗粉:大匙1 酒:大匙1 だし汁:1リットル
    三つ葉:少々 胡椒:少々
作り方 ①菊花は花びらを切り取りばらばらにする
    ②梨の皮を剥いて身を細かく刻む。万能ねぎを刻む。三つ葉はざく切り
    ③ひき肉をボールに入れ、白身魚すり身を入れよく練り、菊花の2/3、
     梨、万能ねぎ、酒、塩、片栗粉を加えよく混ぜる。
    ④沸騰させただし汁に③を一口の団子状にしていれ、中火で10分ほど煮る
    ⑤仕上げに塩コショウで味を調え、残りの菊花と三つ葉を加える 

感想  とてもおいしい。特にざく切りにした梨が白身のすり身のなかから特別な
    食感と甘い味わいで現れ、”おつ!これはなんだ?”となる。
    
””風邪にも効きそうだし、今が旬の薬膳料理””

写真  1枚目:庭の金木犀



    2枚目:薬膳料理。スープ皿に入っているのが梨のスープ
  


  


Posted by 宗昭 at 09:30Comments(0)薬膳料理

2011年07月27日

7月の薬膳料理

7月の薬膳料理

昨年は猛暑だった。
今年はそれほどの猛暑にはならないだろうとの気象庁の予測。
しかし、節電が叫ばれる中、クーラに頼らなくても暑さに負けない体力を作るべく、7月の薬膳料理を作った。

①うなぎとキャベツの炒め物
 材料:うなぎの蒲焼1串、キャベツ2枚、インゲン4本、胡桃20g
    にんにく、生姜各30g、サラダ油、紹興酒大匙1、塩コショウ
 作り方:にんにくとしょうがはみじんきり
     キャベツとインゲンは一口大に切り、硬めにゆでる
     くるみは乾煎りし、3mmほどに刻む
     鍋を熱し、サラダ油を入れ、生姜にんにくをいため、
     キャベツインゲンを加えいためる
     うなぎ、胡桃を入れ、紹興酒、塩コショウで味付けする
 効能:うなぎ・・・からだの弱っている場合に、補養して元気を
    回復させる。夜盲症や条虫の駆除に有効

②小豆ゴハン
 材料:小豆60g、米2カップ
 作り方:小豆は一晩水につけておく。2カップの水でゆでる
     ゆで汁に水を加えて、米とともに炊く
 効能:小豆・・・浮腫をとり、尿の出をよくする

③緑豆スープ
 材料:緑豆100g、スープ4カップ、玉ねぎ1/2個生クリーム1カップ
    塩コショウ、パセリ
 作り方:緑豆は一晩水につけておく。玉ねぎをみじんきりにし
     いためる。
     緑豆、たまねぎをスープで煮込む
     ミキサーにかけ、生クリームを加え塩コショウで味を調える
 効能:緑豆・・・清熱解毒、利尿
         体に暑気があり目ヤ口が乾くときに特に良い
         熱性の風邪、神経のいらいらにも効能あり

④サンザシ入り抹茶ゼリー
 材料:抹茶大匙1.5、サンザシ8本、砂糖100g、アガー10g、粉寒天2g
    水600cc
 作り方:粉寒天を水の入った鍋に入れ熱し溶かす。砂糖、抹茶、アガー
     を混ぜる
     これらを粉寒天の鍋に入れ溶かす。サンザシを5mmほどに切り
     容器の底に並べ流し込み、冷やす。






料理の写真は
うなぎとキャベツの炒め物、緑豆のスープ
サンザシ入り抹茶ゼリー、小豆ご飯

暑い時には緑豆のスープを少し温めて、うなぎの炒め物と一緒に頂くと、
元気が出そうです。
食事のあとのサンザシの抹茶ゼリーはきりりと冷やして、いただくと、こ
れもとてもおいしい

おいしい「薬膳」のレシピ  


Posted by 宗昭 at 11:34Comments(0)薬膳料理

2011年06月29日

6月の薬膳料理

薬膳料理教室に通っているが・・・6月の薬膳料理にこんなものを作った。
食材の効能を吟味して料理するのが薬膳料理だとのこと。

①金針菜を使った料理
 注目 金針菜はのかんぞうの花のつぼみを乾燥したもので、乾燥の途中に金色に輝くような色目になる
    ところから金針菜と言われているらしい
 効能 貧血や情緒不安定で眠りが浅い、微熱感がある。頭がふらつく、鬱ぎみといった症状に効果があ
    るといわれている
 料理 金針菜と蜆のスープ
    金針菜は水で戻し、蜆とともに器に水を入れて蒸気の上がった蒸し器で蒸す
    蒸しあがったら、醤油で味付けをする
②胡桃を使った料理
 効能 胡桃は栄養価が高く、滋養強壮によい。不飽和脂肪酸が多く血管を丈夫にし、動脈硬化を防ぐ
    胃腸の働きを活発にし、便秘を防ぐとも言われている
 料理 胡桃のあめだき
    胡桃をサラダ油であげ、蜂蜜を煮立て絡める
③クコの料理
 効能 滋養強壮、老化防止、長寿に効果ありと言われている。特に肝臓病や眼病によいとされている
 料理 イカとクコの炒め煮
    イカをオリーブオイルで炒め、以下の水分が出たら、クコを加え、煮る。
    胡椒醤油で味付けし、最後に水溶き片栗粉でとろみをつける

薬膳料理写真
 スープ皿 : 金針菜と蜆のスープ
 角皿   : イカとクコの炒め煮
 小丸皿  : 胡桃のあめ炊き
 ゴハン  :塩昆布と干しえびの炊き込みご飯

なかなかおいしかったですよ!
 


  


Posted by 宗昭 at 21:51Comments(0)薬膳料理